富士通は、「LIFEBOOK AHシリーズ(ハイスペック)」を発売しています。
※ここで紹介しているのは、富士通の直販サイト「WEB MART」でカスタマイズした「LIFEBOOK WA3/J(2012年10月発表モデル)」になります。
本体一式
・パソコン本体
・ワイヤレスTVユニット
・mini B-CASカード
・リモコン(乾電池付属)
・ACアダプタ(パソコン本体用)
・ACアダプタ(ワイヤレスTVユニット用)
・電源ケーブル ×2
・紙マニュアル
紙マニュアルは、パソコンの使い方が記載された「取扱説明書」、テレビ機能を説明する「テレビ操作ガイド」を始め、国内大手メーカーらしく充実しています。
そして、新しいスタート画面などWindows 8の操作方法が説明された「Windows 8基本操作クイックシート」が付属しています。
基本スペック
OS:Windows 8 64ビット
CPU:インテル Core i7-3632QM プロセッサー
チップセット:インテル HM76 Express
グラフィック:インテル HDグラフィックス 4000
メモリ:8GB(4GB×2・デュアルチャネル対応・PC3-12800)
ストレージ: 約1TB HDD(Serial ATA、5400回転/分)
光学ドライブ:スロットインBDXL対応 Blu-ray Discドライブ
モニタ:15.6型(1920×1080ドット・フルフラットファインパネル IPS 液晶)
テレビ機能:地上・BS・110度CSデジタル、AVCREC対応、ワイヤレスTV
有線:USB3.0×3、USB2.0×2、LAN、HDMI出力、など
無線:IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0 + HS
カードスロット:SDメモリーカード対応
バッテリ駆動時間: 約5.8時間
サイズ:幅374.4×奥行249.7×高さ12.6~20.8mm
重量:約2.2kg
※スペックは、カスタマイズにより異なります。
ベンチマーク
ベンチマークでは、日本HPの15.6インチノートPC「HP Pavilion g6-1200」と比較しています。
2011年冬モデルとなる「g6-1200」は、OSにWindows 7、CPUにインテル第2世代Core i3プロセッサーを搭載するスタンダードなノートPCで、Windows 8に第3世代Coreプロセッサーを搭載する「LIFEBOOK WA3/J」より、一世代古い1年前のPCとなります。
下記の画像は、上段が今回紹介している「LIFEBOOK WA3/J」、下段が「g6-1200」になっています。
Windows エクスペリエンス インデックス
※OSが違うため、数値は参考程度となります。
CrystalMark 2004R3
※ALUとFPUがCPU、MEMがメモリ、HDDはハードディスク、GDI・D2D・OGLがグラフィックのスコアとなります。
CrystalMark(HDD/SSDベンチマーク)
CPU
最新のCore i7-3632QMプロセッサーは、4コア/8スレッド、2.20GHz(ターボブースト最大3.20GHz)のハイスペックなCPUです。
第2世代のCore i3比で第3世代のCore i7は、高価なCPUだけに別世界のパフォーマンスです。
CPUは、換装(交換)が出来ない上に、PC性能を左右する重要なパーツなので、メインで使うならCPUは妥協なしです。
メモリ
メインで使うノートPCなら現状標準といえる、8GB(4GB×2・デュアルチャネル対応)を搭載しています。
カスタムメイドモデルでは、価格を抑えられる4GBメモリを選択できるのですが、他メーカーで一般的な4GB×1ではなく、データ転送速度が向上する2GB×2(デュアルチャネル対応)であることも、魅力といえるポイントです。
グラフィックス
インテル HDグラフィックス 4000となり、従来よりも性能が大幅に向上しています。
ただ、性能が高いわけではないので、3Dゲームなどには適しません。
HDD
スコアは他に比べ低いですが、HDDとしては悪くないスコアです。
そして、最新OSのWindows 8は高速起動が魅力となっていて、電源OFF状態からでも約20~22秒での起動を実現していて、『パソコンは起動に数分かかり遅い』を大幅に改善しています。
なお、スリープやクイックモードなら10秒以内での操作開始も普通に可能です。
外観
右側面は、SDメモリーカードスロット、USB2.0×2、ブルーレイディスクドライブ、電源端子です。
左側面は、LAN、HDMI出力端子、USB3.0×3、マイク・ラインイン兼用端子、ヘッドホン・ラインアウト兼用端子です。
USB3.0を3ポートやHDMIなど、必要なものはきっちりと搭載されています。
なお、メモリーカードスロットは、SDメモリーカード規格のみで、メモリースティックなどは、使用できません。
サイズ・重量
※上記画像は、g6-1200(15.6型)との比較です。
サイズ:幅374.4×奥行249.7×高さ12.6~20.8mm
重量:約2.2kg
薄さ20.8mmの薄さが魅力となる薄型ボディですが、バッテリ部分は約28mm(後部)となります。
重量は、室内で十分持ち運べる2.2kgと軽く、前部が薄いので持ちやすいです。
液晶ディスプレイ
15.6型フルHD(1920×1080ドット)のフルフラットファインパネル IPS液晶です。
視野角の広さが魅力となるIPS液晶なだけに、斜めから上から下から見ても、見やすいです。
そして、フルHD(1920×1080ドット)による、広大なデスクトップが魅力です。ただ、文字は一般的な1366×768ドットよりは確実に小さくなります。
キーボード
アイソレーションキーボードによるデザイン性の高さだけでなく、日本メーカーらしくおかしな配列もなく、打ちやすいです。
ただ、人によって指紋汚れが気になるかもしれません。
タッチパッド
クリックボタン一体型で大型のタッチパッドです。
右クリックのスペースを体が覚えれば、タッチパッドの大部分をクリック可能なので、使い勝手が良いです。
スピーカー
Pioneer製のスピーカーを搭載していて、ノートPCなので過度な期待は禁物ですが、いい音が出ます。
バッテリ駆動
バッテリ駆動時間:約5.8時間
バッテリ駆動時間は、使い方次第で大きく変わるので一概には言えませんが、数年前までの数十分などと言うことはなく、普通に持つようになっています。
まとめ
今回紹介している2012年10月発表モデルのLIFEBOOK AHシリーズ(WA3/J)は、薄型・軽量の新筐体にフルモデルチェンジしていて、光沢感×ブラックは指紋汚れが気になる方もいると思いますが、ホントに「格好いいPC」です。
そして、数年前のスタンダード15型ノートPCでは、本体が分厚く・重い、起動が遅い、バッテリは数十分しか持たないなど弱点が目立ちましたが、WA3/Jは最薄部20.8mm・軽量2.2Kg、20秒台前半での起動、数時間持つバッテリなど、Windows 8世代の最新パソコンらしく大きく進化しています。
なお、ハイスペックな日本製プレミアムノートPCのため、価格が高くはなってしまうのが数少ない難点といえますが、カスタムメイドモデルのWA3/Jでは、メモリやHDD容量を抑える、Microsoft Officeを省くなど、価格を抑えて購入することも可能です。
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