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富士通、実機レビュー「ESPRIMO FHシリーズ WF2/L」 

富士通は、「ESPRIMO FHシリーズ WF2/L」を発売しています。

※ここで紹介しているモデルは、富士通の直販サイト「WEB MART」でカスタマイズした「ESPRIMO WF2/L(2013年6月モデル)」になります。
※スペックや付属品は、カスタマイズにより異なります。

本体一式

・パソコン本体
・ACアダプタ
・miniB-CASカード
・ワイヤレスキーボード(単3型乾電池×1)
・ワイヤレスマウス(単3型乾電池×1)
・リモコン(単4型乾電池×2)
・乾電池(単3型×2、単4型×2)
・紙マニュアル
※付属品は、カスタマイズにより異なります。

紙マニュアルは、パソコンの使い方が記載された「取扱説明書」、テレビ機能を説明する「テレビ操作ガイド」を始め、国内大手メーカーらしく充実しています。

そして、新しいスタート画面などWindows 8の操作方法が説明された「Windows 8基本操作クイックシート」が付属しています。

基本スペック
OS:Windows 8 64ビット
CPU:インテルCore i7-4700MQ
チップセット:モバイル インテル HM86 Express
メモリ:8GB(4GB×2・デュアルチャネル対応・PC3L-12800)
グラフィック:Intel HD Graphics 4600
ストレージ:約3TB HDD(Serial ATA、7,200回転/分)
光学ドライブ:スロットインBDXL対応Blu-ray Discドライブ
モニタ:タッチパネル式23型ワイド(1920×1080ドット)
有線:1000BASE-T 対応 LAN、USB3.0×4、USB2.0×2、テレビアンテナ入力、HDMI入力端子など
無線:IEEE 802.11a / b / g / n、Bluetooth v4.0+HS
カードスロット:SDメモリーカード対応
サイズ:幅571×奥行201×高さ431mm
重量:約10.8kg
※スペックは、カスタマイズにより異なります。

外観

上部にWebカメラ、下部に視線アシスト用カメラが搭載されています。

右側面は、上からminiB-CASカードスロット、SDメモリーカードスロット、USB3.0×2、USB2.0×1、ヘッドホン・ラインアウト兼用端子、マイク・ラインイン兼用端子です。

左側面は、Blu-ray Discドライブです。

背面は、左からHDMI入力端子、USB2.0×1、USB3.0×2、LANコネクタ、DC-INコネクタ(電源)があり、右側にアンテナ入力端子と盗難防止用ロック取り付け穴があります。

サイズ・重量



※上記画像は、実機レビュー後編のベンチマークで比較するミニタワーPC(日本HPのe9360jp)に付属する21.5型液晶ディスプレイ(HP 2159m)との比較です。
※HP2159mは、PC機能を搭載しない、液晶ディスプレイで、PC本体は下記画像の製品となります。


サイズ:幅571×奥行201×高さ431mm
重量:約10.8kg

2010年春モデルに付属のHP2159mとさほど変わらない厚さに、高性能CPUやHDD、Blu-ray Discが搭載されている、一体型PCならではのスマート感が良いです。

液晶ディスプレイ

23型ワイドフルフラットファインパネル IPS液晶を搭載します。

IPS液晶で視野角は広く、テレビも見やすいですが、光沢液晶なので、周囲の物や自分の顔が映り込む場合があります。

そして、タッチパネルも搭載されていて、画面が大きい事もあり、従来のデスクトップアプリでも、十分快適なタッチ操作が可能です。

スピーカー

Pioneer製の2.1chステレオスピーカー(スピーカー 10W+10W、サブウーファー 10W)を搭載します。

こだわりのポイントだけに、パソコン内蔵のスピーカーとしては、さすがに高音質です。
なお、横から見るとスピーカーが圧倒的な存在感ですが、正面からだとうまく隠れるのもポイントです。

テレビ機能

※画面サイズは自由に変更可能。

※DigitalTVboxアプリの番組表。

地上・BS・110度CSデジタル×2を搭載し、番組視聴中の裏番組録画やダブル録画が可能です。また、子画面にして楽しむことも可能で、画面サイズ変更可能・常に最前面表示に対応しています。

そして、クイックテレビ(視聴専用で専用の地上・BS・110度CSデジタル×1)まで搭載されます。

ベンチマーク
ベンチマークでは、日本HPのPC「Pavilion Desktop PC e9360jp」と比較しています。

2010年春モデルとなる「e9360jp」は、OSにWindows 7、CPUにAMD Phenom Ⅱ X4 925、8GBメモリ、1.5TB HDD、グラフィックにRadeon HD7770を搭載するミニタワーPCです。
※グラフィックは、初期のRadeon HD4850から、最新世代のRadeon HD7770に換装(交換)しています。

下記の画像は、上段が今回紹介している「ESPRIMO WF2/L」、下段が「e9360jp」になっています。
※今回紹介のWF2/Lは、Core i7-4700MQ、8GBメモリ、3TB HDDでのベンチマークとなり、スコアはカスタマイズにより異なります。

Windows エクスペリエンス インデックス


※OSが違うため、数値は参考程度となります。
また、最高値はWindows 8が9.9、Windows 7が7.9になります。

CrystalMark 2004R3


※ALUとFPUがCPU、MEMがメモリ、HDDはハードディスク、GDI・D2D・OGLがグラフィックのスコアとなります。

CrystalMark(HDD/SSDベンチマーク)



CPU
2013年6月登場のインテル第4世代Core i7-4700MQ(Haswell)は、4コア/8スレッド、2.40GHz(ターボブースト最大3.40GHz)のハイスペックCPUです。

比較のAMD Phenom Ⅱ X4 925は、2009年のCPUで、4コア/4スレッド、2.8GHzの4年前はハイスペックだったCPUです。

最新の第4世代Core i7-4700MQは、4年前のデスクトップ向けハイスペックCPUを圧倒してしまう、高性能CPUです。

メモリ
メモリは、デュアルチャネル対応の8GBメモリを搭載しています。

4年前のe9360jpと比べ、メモリも高速化され、高いパフォーマンスを実現しています。

グラフィックス
グラフィックスは、CPU内蔵(Intel HD Graphics 4600)となります。

PCゲーム用に使用しているe9360jpは、Radeon HD 7770に換装していて、性能はそれほど高くないミドルクラスのグラフィックボードとなります。

第4世代Coreプロセッサー(Haswell)では、グラフィックス性能が向上しています。
ただ、3Dグラフィックス性能が必要な『PCゲーム用』となると、グラフィック性能はさほど高くはありません。

HDD
テレビ番組を多く録画するために、大容量約3TB HDDを搭載しています。

HDDなので、スコアは他に比べ低いですが、HDDとしては悪くないスコアです。
そして、Windows 8は高速起動が魅力でもあり、電源OFF状態からでも19秒前後での起動を実現していて、『パソコンは起動に数分かかり遅い』を十分に改善できています。

まとめ
今回紹介している2013年6月モデルのESPRIMO FHシリーズ WF2/Lは、コンパクトに設置できるのが魅力となる液晶一体型PCで、高性能な第4世代Core i7プロセッサー、マウスが主役となるものの何かと便利なタッチパネル、こだわりのサウンド、高機能なTV機能+簡単なTV機能(クイックテレビ)と、国内大手メーカーらしい妥協のないオールインワンPCです。

そして、カスタマイズのWF2/Lでは、約2TB HDD、TV機能やOfficeが不要なら「なし」を選択することで、価格を抑えることが可能です。
また、より快適に使用したい場合に、16GBメモリを選択することも可能です。

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